人工衛星でもミサイルでもどっちでもいいけどさ・・・

7:40に人工衛星発射の一報が入った。ただ、韓国政府とアメリカ政府はそれを感知したが、日本政府は「確認していない」との初報が7:55頃。出勤しようとして持った鞄を置いて事態を見守ることにした。

ここに大きな問題がある。初期段階で確認出来なかったのは、おそらく正直な報告なんだろう。自衛隊出身の国会議員によると「日本の地上や領海からのレーダーでは北朝鮮のミサイル発射は捉えられない。なぜなら地球は丸いから」らしい。

韓国やアメリカは、隣国であり、もしくは衛星からその感知をしたんだろう。つまり、日本は報道を真実として「確認できない」と伝えたことは、震災・原発での初報の反省から正しい判断をしているのだろうが、一方で国防・国家機密という観点からは「日本は発射直後のミサイル感知はできない」ことを正直に言ってしまったことになる。

バカ正直もいいとこだ。

また、Jアラートが鳴らなかったことを問題視するのは間違いで、鳴らなかったことが正解。だって、飛んできてないんだから、しかも感知も出来なかったんだから。。SPEEDIのデータ隠蔽とは違って、今回は事前準備も出来ていたし、隠蔽もしてないはずだけど、逆にそこもバカ正直に感知出来ないから鳴らない、という矛盾を含んでいる。つまり、Jアラートは、ミサイルが日本にかなり近づいてからでないと鳴らないことを露呈させ、発射直後には鳴らせない。もし、そうならば鳴ってから逃げてたって遅いんじゃあないの?(苦笑)

また、ミサイルが途中で空中爆発したことで、ホッとするのも正しいんだか・・・。ちゃんと打てなかったことは北朝鮮のメンツは丸潰れな訳で、メンツを失った第一書記が権威を失うと、混乱するはず。チンピラみたいな国が混乱したら、それこそ何しでかすか分からない。