がれきの山で防潮堤を作る

被災地に積まれたがれきの山。これをどうするか、地元の市長さんが防潮堤を作る材料として活用すればよいと。

関東大震災のがれきは、海岸に埋め立てて公園になったりしたし、阪神淡路大震災のがれきも、同じように埋め立てに使われた。

さて、東日本大震災のがれきは、同じように埋め立てに使えるものと、放射線を取り除く必要があるものとに分かれる。しかし、防潮堤を海の中でなく、陸地の海沿いに作るのであれば、放射線が出ないようにコンクリートで固めることで、全てのがれきを使えて、おそらく問題ない高い防潮堤を作れる。

埋め立てに適さないがれきというものもあるのだろうけど、燃やせないものは大半がどこかの地で埋め立てられるのだから、防潮堤に使っても同じこと。

防潮堤を作る土地の利権とかが問題なんだろうな。土地利用・再生計画って非常に難しい権利処理をしないといけないから大変なのだろうが、なるべく早く計画作って実行しないと。

結局、非常事態に遭遇した時、全ての人を救う事は出来ないのだから、国か法律によって、最適解を全ての法律を乗り越えて実行してしまうような緊急時時限立法をまず最初にやるべきだな。